2024.04.11
歯石から毒素が出ている
歯周病は、歯を支える組織に影響を与える炎症性の疾患です。細菌の感染によって歯肉(歯ぐき)や歯を支える骨が溶けてしまう病気で、30歳以上の成人の約80%がかかっていると言われています。歯周病の主な原因は歯垢で、これは歯ブラッシングが不十分な場合に歯と歯肉の間に蓄積されます。歯垢は取り除かないと硬くなり、歯石に変化して歯の表面に強固に付着します。これが進行すると、歯肉の退縮、歯の動揺、最終的には歯の喪失につながる可能性があります。
歯周病の予防と治療には、正しい歯ブラッシング方法で毎日のセルフケアを行い、定期的に歯科クリニックでプロフェッショナルなクリーニングを受けることが重要です。また、歯周病は全身の健康にも影響を及ぼす可能性があります。歯石からLPSとゆう毒素が発生し血中に流れ込み糖尿病や高血圧などの疾患との関係性も言われております。リスクがあれば取り除くのが一番です。
また歯周病もやはり早期発見と継続的な治療が大切です。自覚症状の出にくい歯周病ですがこれを機会に検診されてはいかがでしょうか?
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